奇跡ってなに

更新日:2020年5月15日

去年の夏のこと、Aさんから電話がありました。その内容は Aさんが設計した建物の、玄関ホールにある照明器具の、修理依頼でした。 『茶楽さん申し訳ありませんが かくかくしかじか・・・・・ ということで、明日までに修理をしなくてはいけないことになりました。都合をつけて行ってください。静岡から大工さんが2人行きますので、そのお手伝いをお願いします。』

その建物は店から徒歩で20分ほど。現在はアートギャラリーとして利用されています。 当日、応援に来てくれたFさんと大工さんを待っていました、 大工さんがみえたのはお昼ごろ 四人で取り付け作業の始まりです。 「すみませんが脚立を貸していただけますか?」と大工さん。 〈脚立ですか? いやありますが、とても高さが足りないと思いますよ。〉と私。 7メーター近くあるドーム型天井の灯りの修理に、脚立を持ってこない大工さんがいるう?? トラックに脚立が乗らなかったのかな、なんて思っていました。 その後1時間程かけて室内にある会議用長テーブルを6台運び2段に重ねて

足場を組みました。その上に室内用脚立を乗せてやっと完成。

1人の方は工務店の会長さん。歳は90歳だそうです。

もう1人の方はその会社の現場監督をやっている30代の若者です。 修理する照明器具はシャンデリアのようにピアノ線で上からつるす器具で 楕円形のUFOの母船のような形をしています。横の長さが(長径1・50位 短径 が30センチ位の楕円形の立体です。 雨漏りのために器具を支えているピアノ線2本のうち1本が外れ、

1本だけで空中に浮いたままの危険な状態。

そのピアノ線を元の場所に取り付ける作業です。しかし会長さんはお年のせいか足腰が弱く(私も同様)脚立には乗れず2段重ねたテーブルの上で震えながら脚立を支えています。

その会長さんの足首を一段下のFさんがつかんでいます。 私はブラブラゆれている器具の片方を万歳して持ち上げています。 4人組大変。なんとも滑稽な作業現場です、見た目には何をやっているのかわかりません。説明不可能 


休憩で一服していると若い大工さんが私に「スケールはありますか?電気ドリルもあれば貸してほしい。 ペンチも切れないので 切れるペンチありますか」  私の不安と不信感が増しそれが的中しました。 〈東名高速混んでましたか?〉


「いや私たち新幹線できました。」 私の思う大工さん像があります。  大工さんは絶対4tトラックか軽トラに乗ってくる人であり 朝十時と午後三時には、お茶とお茶菓子食べる人 大工道具を一式揃え  朝出るとき、仕事を終えて帰るとき 全ての大工道具を確認 手入れをする人 そして最後に建築現場の後片付けをする。という確固とした大工イメージが出来上がっています。今日の長老と若者はそれを見事に完全に打ち砕いてくれました。  絶句・・まさか大工さん2人が新幹線で。ありえない。 私の頭はブーメラン状態。水平器なんて絶対無理 

要するに大工道具を持ってきていないんです。(インパクトドライバーのみ持参)

ありえないでしょ。ダメだ今日は。

私も4時までにお店を開けないとお客さんがくる~。 【これ全部 私の自我と欲の顕在意識だったことに作業終了まで気づかない】


現場に戻ります。 いかにして水平を取るか、そこが1番の問題でした。 照明器具の位置と水平だけは取らないと。0.1度違っても ム・ム・ム

そんなこと言われても水平器がなくて水平をどうとるの。 取り付け場所はいっぱつで決めないと無理。 ここだと思うポイントにネジ釘を打ち込む若者。

あーダメだ左側のビスが低すぎる 、~恐い。 もう少し高くしてください。と私 「いやもうこれで終わりです。Aさんからはとりあえず、 抜けないようにしてくれれば良いって言われているんです」 〈水平だけはとって下さい!〉 会長さんと2分ほどの口論が続きました。 もうどうにもならない 焦る私。 とその瞬間いったん取り付けたビスが外れました。 ビスが・ネジ釘が 抜けました。釘の場所が下地の芯からはずれていた。 よかった!もう一度打てる。 若者は悩む。私も悩む(笑)芯がどこだかわからない。しばらくして彼は決心した。 えいやー 釘がここだとばかりに 意思を持って壁にねじ込んでいく。 ピアノ線が反動でピシーンという音を立てる。

きしみながら照明が ゆれて光る。数秒の静寂。のあと 2本の線 右と左が見事に調和。 UFO母船の水平飛行が再現された瞬間でした。 このブログのテーマを考えているときに、

ドリフターズの志村けんさんのバカ殿様の前の、いかりや長介さんのダメな寿司屋とかの(こりゃダメだ)シリーズを思いだしました。 志村けんの大工さんが新幹線でやってきた~。


しかしこれはコントではなく現実におきたことでお笑い話ではありません、 笑うことが出来ない深いメッセージをたくさんいただきました。お盆あけの工務店は大忙しで、全員が出払って会社には二人だけ、会長さんのお年を考えたら新幹線しかなかった、若者も会長さんの指示に従った。また東名高速は、渋滞や事故に出会う確率が高いですし電車の時刻表のように逗子駅に着くことは難しい。。。これも顕在意識

直観で新幹線を選び、直観で脚立と大事な大工道具一式を持ってこなかった。 この二人の直観力があってこそ このお話が出来上がるので、 その辺ご理解のほどよろしくお願いします。! 結果 照明器具の本質に沿った修理が無事に確実に済んだことです。   

2時には仕事が終わり お店のオープンにも間に合いました。 二日後に現場に行き水平器で測ったところ0度でした。  こんな完璧な仕事をする大工さんを初めて見ました。 私たち四人組の時空元、時空間と建物の本質さんが同調した瞬間を体験出来たこと、 本当によかったです。 今回の体験を偶然だとか、運がよかったとか、たまたまだとか、で済ますことも出来ます。また奇跡だとか、あり得ないこと、にしてしまっては、もっともったいない。 理論 理屈 確率 数式 エビデンス 科学 デジタル 左脳主流の文化 文明に、

はまる私たち。 自然の仕組みは、すべてが因果関係で出来ています。

調和のとれた発振は顕在意識を超えたところにあり、

観じることでどこかの誰かと繋がっていくのかもしれません。


ああ~今回のブログは なぜか疲れたなー 消化不良  まだ出来ていない・・・・ 

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